【OCHABIの視点】環境を知ろう 都市編 水道事情④あなたの街にもきっとあるかも⁈

こんにちは、指導部の戸田です。

今回も突然ではありますが、
坂本九さんの『上を向いて歩こう』、いい歌ですよね。
個人的には「あれは永六輔さんの作詞が良かったのでは」とも思っていますが。
さて今日は真逆の話。

普段は下を向いて歩くことがあまりありませんが(だからといって歩きスマホは危険ですのでやめましょう)、小生は職業病なのか、根っからの小心者なのか、はてまたただ単に背が低いのか、道路に一定間隔毎にあるマンホール蓋がついつい目に入ってきます。
OCHABIがある東京都であれば全体に桜があしらわれた蓋です。



公式には東京都の花である「ソメイヨシノ」と木である「イチョウ」、それに鳥の「ゆりかもめ」がデザインされているとのことです。
「ソメイヨシノ」「イチョウ」はいいとして、みなさんは「ゆりかもめ」、どこにあるか気づきましたか?

国内の下水道は各自治体敷設ですので、自治体によってマンホール蓋のデザインが違います。
場所によっては流域下水道として統一されている場合もあるかもしれませんが、基本的には下水道局毎に変わっています。
東京都のように図柄が自治体の「花」であるとか、「名所」「名物」なんてことも。
これだけでも旅の楽しみが一つ増えた気になりませんか?(なりませんよね、よっぽどでないと)



読んでいるあなたも気になってきたマンホール蓋、実はスペシャル版があるのはご存じですか?
その名も「デザインマンホール蓋」
2016年以来、下水道広報プラットホームという自治体と企業混合の団体によって生まれた全国のデザインマンホール蓋を紹介する“マンホールカード”は瞬く間に子供たちの人気となり、熱心なコレクターを生んでいるのだとか。
カードが欲しい方はサイト記載の配布場所に行けば誰でももらえます。
その人気にあやかり町おこしの一環として全国で多くの自治体が作成しようと本腰を入れています。
デザインマンホール蓋、あなたの街にもあるかもしれません、探してみてくださいね。
少し維持管理の趣旨からは外れるかもしれませんが、まずはその地域に注目してもらう、という目的は達成しているかと。
プラットホームではこのほか下水道から出た資源を利用して食材を生産する“BISTRO下水道”やマンホール愛を語る“マンホールサミット”など多彩な催しを通して下水道の今とこれからを考える場を提供しているようです。

そんな「デザインマンホール蓋」ですが、OCHABIのある御茶ノ水近辺にも3枚設置されています。

 
 


なぜアトムかって?
デスクトップリサーチがプロジェクトベースドラーニングの第一歩ですよ。
その際は現地に行って自分の目で確かめる、フィールドワークもお忘れなく。
場所がわかったらそっと教えてください。