【学生記事】AIで影を入れる

高度デザイン・アート科3年の石塚です。

これまで様々なAdobe Illustratorの機能を紹介してきましたが、　　　　　　　　　　　　　　　　　Adobe Illustratorにも苦手なことがあります。

たとえば写真の編集。背景の透過はできませんし、レタッチなんてもちろんできません。
そういったことはAdobe Photoshopを使うべきですが、Adobeというのはかなり「重い」もの。
一度に何個もAdobeソフトを開いてはパソコンが火を吹いてしまいます。

今回は「ただこのオブジェクトに影をつけたいだけなのにPhotoshopを開くのは手間」　　　　　　　　「何度もソフトを反復横跳びして調整するのは大変……」といった悩みを解決する、
Adobe Illustratorだけで完結することができる【ドロップシャドウ】についてご紹介します！

こちらは背景が透過されたりんご。
png形式の画像で、パス化などの加工は一切行っていません。

画像を選択しながら、効果＞スタイライズ＞ドロップシャドウ
すると影が入りました！

ぼかしや不透明度などはお好みで調整しつつ、背景に単色で色を置いてみます。

ただ影を置いただけのりんごですが、まるで広告のような出で立ちになりましたね。
Adobe Illustratorのみで編集しているため、背景や他のオブジェクトとの兼ね合いを考えて　　　　　　　後から調整することも簡単です。
もちろん、文字などにも影を入れることができます！

ただの白い文字ですが影が入ったことでどこか真新しいような感覚がしますね。
お手軽にそれっぽさを付与することができる便利な機能です。

ぼかしを0%にすればデフォルメチックに、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　X軸やY軸をいじれば奥行き感が演出できる幅広く使える機能、
【ドロップシャドウ】
なんだかデザインに一味欲しいというときにぜひ活用してみてください！