こんにちは。指導部の戸田です。
先日開催された本校イベント【HUMOR DESIGN AWARDS 2023 1st Presentation】の特別審査員としてお招きした 株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション 長谷川朗さん に密着取材しました。公開審査会の様子をお届けします。
数ある企画の中で見事!特別審査員賞(長谷川朗賞)に選ばれたのは…
デザイン・アート科3年 古田かれんさんの「baikamo しおりでひっそりコミュニケーション」です!
以下、長谷川さんから頂いたコメントです。
【特別審査員賞(抜粋)】
受賞おめでとうございます。
今回の各学年共通の主題である「ユーモア」ですが、「ユーモア」って人それぞれ捉え方が違いますよね。それゆえに今回は学生一人一人に各々違った「ユーモア」があり、公開審査会の様子でもわかるように何点も候補が挙がっていました。その中で決め手になったのは、SNS全盛の時代にしおりという敢えてアナログな紙媒体を用いてひっそりとコミュニケーションを取るという発想でした。
自分の好きな本を手に取った時にこのしおりを見て人とのつながりを覚えたりだとか、同じものが好きという共感したりだとか、そういうちょっとしたことで日々の生きる糧になりそうな、また広がりを感じる企画だった点を評価しました。
私自身、梅花藻(ばいかも)という水中植物の存在は初めて知ったのですが、古田さんは梅花藻の特徴(水温が低く、浅くてきれいな清流のみにひっそりと咲く美しい水中花)をうまく汲み取って、「ひっそりコミュニケーションを楽しむ」というコンセプトを熱弁してくれました。さらにその使い方にはある程度歳を取った方の悩みである、希薄になった「人との接点」がちょっとした工夫で見出せていけるような仕組みが備わっていたんです。
実際に顔が見えないのに身近なところに同じような感覚を持った人がいるな、と思える世界ってすごく素敵だな、と再認識させられました。古田さんありがとうございます。
長谷川さん、学生の力になるコメントをありがとうございました!
続きは表彰式編へ!
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