【学生記事】写真で知る「構図」のこと


高度デザイン・アート科3年の石塚です。

スマートフォンのカメラ性能が上がっている昨今、一眼レフを首にかけファインダーを覗いてシャッターを切るというほどのハードルも無くなり、誰でも気軽にボタンを押すだけで本格的な写真を撮れるようになりました。 皆さんはふと顔を上げた時に綺麗な景色だったからスマホで撮った、なんとなく目の前の出来事を写真を収めた、美味しいものを食べたから記録した、といったことはありませんか?

気軽に物事を記録することができるようになったからこそ薄れがちな「綺麗に撮る」という感覚。 実は「構図」を考えるだけで普段の写真が数段良いものに変わります! 「構図」とはデザインをする上で一番重要になる点。 ぜひ写真だけでなくデザイン上にも応用してみてください!

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簡単に真似できる構図を6つ紹介します。 この中で一番使う機会があるのはやはり①と②の[日の丸構図]と[三分割法]でしょうか。 実際に写真に撮ってみましょう


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今回の被写体はこちらの目薬。 日々パソコンに向かう我々クリエイターの目を潤すためには欠かせない存在です。 使用するカメラはお手持ちのスマートフォン。 今回はiphone12proを使用しています。
ぜひカメラの設定からグリットを表示させて、一緒に取ってみてください!

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こちらは[①日の丸構図] 九分割したグリットの真ん中におさまるよう真ん中に置きます。 シンプルな画面ですが、この目薬のような四角くて綺麗な形を真上から撮るとそれだけで雰囲気が出ますね。

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[②三分割法]ではグリットの線が重なる場所に被写体を置きます。 日の丸構図ではかっちりとした雰囲気が出たのに対し、どこか動きが出たのではないかと思います。 先ほど被写体として写した目薬も実は三分割法。 実際にグリットを置いてみましょう。

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このように、グリットを引いて構図を少し考えてみるだけでただの写真も一気に様変わりします。

構図というのは奥深いもので、他には黄金比やアルファベット構図なんていうのもあります。 全て使いこなすのには実践あるのみ、初めは難しいものですが慣れてしまえば無意識のうちに使ってしまいます。
御茶の水美術専門学校では週に一度のブリコラージュや選択授業で【フォトグラフ】という授業があります! 授業では実際のフォトグラファーの方を講師として招き、一眼レフカメラを用いて授業を行います。 構図について知り、実際に使ってみる。

みなさんもぜひ、「構図」を意識して何気ない日常のひとコマを収めてみませんか?



 
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