【HDA 2022 1st Presentation 特別審査員 】面白法人カヤック 阿部晶人さんを密着取材しました!(表彰式編)

こんにちは、指導部中野です。 先日開催された本校イベント「Humor Design Awards -2022 1st Presentation-」の特別審査員としてお招きした、面白法人カヤック 阿部晶人さんに密着取材しました。

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皆さん、1日お疲れ様でした。1日というか2ヶ月前くらいからずーっと根詰めてやってきたと思うんですけれども、お疲れ様でした。入賞した人、おめでとうございます。入賞できなかった人で、本当に徹夜してやってきた人もいると思うんですよ。すごい準備してきて入賞できなくて悔しかったと思うんですけれども、入賞できなかった人もそんなに落ち込む必要はありません。

これから価値なんてどんどん変わってしまうんですよ、僕カヤックで3年前にうんこミュージアムというのを企画したんですけれども、企画した時みんなこんなん1ヶ月で潰れるみたいなことを言われまして、逆にそれがなにくそー!と思って頑張って、今もお台場とかいろんなとこでやってるんですけれども、それくらいガラッと変わったりするものなので、評価は半分聞きつつ、半分は自分の信じた道を進んでいただければいいかなと思っています。あと考えるポイントとしては、僕は3つあると思っていて。「そうだよね」っていう考え方と「そうきたか」という考え方と熱量、その3つがあったらいいものができるなと思って僕は企画をしています。「そうだよね」っていうところが結構大事で、ここの学校はリサーチとか、その辺のことをちゃんと教えてくれる。「そうだよね」って他の人が思うようなことも、教えてくれるところがある。

だからそこをちゃんと詰めること、「そうきたか」っていうのはやっぱりそれをそのまま出すんじゃなくてそこで意表をつくとか、そういったところをどこまで詰めれるかだと思う。「そうだよね」で登った階段からどんだけジャンプできるかっていうのが「そうきたか」、何人か本当に熱量を感じるプレゼンがあったと思うので、あの熱量みたいなものが全てを突き崩して、ロジックも突き崩してまっすぐ進める原動力になるので、そこが一番大事だと思います。

この3つを忘れずに、また明日から企画を頑張ってほしいと思います。ユーモアアワードって今こそ大事だと思っていて、コロナがやっと終息するかと思ったら戦争始まっちゃったり。結構今ネガティブな空気も蔓延していると思うんですよ、地球上で。だからそういう時こそ、ユーモアの精神を持ってどうやったら世の中よくなるかなって、解決できるかなみたいなことを常に考え続けるためのいいアワードになってるなと思っています。来年、再来年とこのアワードがどんどん盛り上がってくれることを期待してます。
皆さん、お疲れ様でした。