【学生記事】自分が好き

デザイン・アート科3年 平岡です。

突然ですが、皆さんは自分のことが好きですか?

私はこの学校で3年間過ごして、自分のことが好きになりました。

一年生の頃は周りにいるクラスメイトが個性にあふれたキラキラした存在に見えて、
自分はなんて平凡なんだ、誰も自分なんて見ていないだろうとネガティブなことばかり考えていました。

しかし二年生の頃、ペアを組んで相手の良いところを言い合うという授業がありました。
そこでペアになったのは普段あまり話すことのない子で、
『ああ、私のことなんて知らないよね、申し訳ないな。』と思っていました。
しかし始まったら、その子はスラスラと私のことを褒めてくれました。

私は驚いてその子に『そんなに見てくれていると思わなかった。』と伝えました。
するとその子は『すごいと思ってますよ。』と返し、私はその言葉がとても嬉しくて、
自分が思っているほど私は平凡じゃないのかもしれないと思えるようになりました。

周りが輝いて見えて自分に自信が持てないという人は少なくないと思います。
OCHABIでは作品の講評などが頻繁にあるので、自分を客観的にみた時に他人と比べてしまい、
自分のことを信じられなくなったり、嫌いになったりすることもあるかもしれません。
実際私もそうでしたが、このような経験を通したことで
以前よりも自分の意見に自信が持てるようになり、授業でも活かせていると思います。


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『みんなに嫌われない』ではなく、『誰かに好かれる』を目指す。
これはどんなことでも同じで、企画制作、ファッションやメイク、そして自分。
それは自信につながり、その自信はクリエイターとしてとても大切なものだと思います。

どんな時も自分だけは自分を嫌いにならないよう、
自分を信じていくことが大切だなとこの学校で学びました。

産学、官学連携授業
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