デザイン・アート科3年 平岡です。 今回は、私が授業の中で作品を作る際の流れについてお話ししたいと思います。 こちらは、金平糖のパッケージをデザインしたものです。 どんな風にデザインを考えていくかは人それぞれだと思います。 私はまず初めに、その商品やサービスの「意味」を考えます。 この作品を作った際には、「金平糖を贈る意味」について調べました。 そこで「金平糖を贈る意味は永遠の愛」だということを知りました。 そこからアイデアを出していきます。 今回の場合は月の満ち欠けをイメージしたデザインなのですが、 これは連想ゲームのように「永遠の愛」→「プロポーズ」→「月が綺麗ですね」→「月」というように、 金平糖という商品には一見関係ないようなテーマを掛け合わせたりする場合も多いです。 このようにテーマを決めながらいくつかラフスケッチを描いていき、 実際に作ってみてブラッシュアップしていくという流れになっています。 この方法はあくまで私がやりやすい方法なのですが、パッとデザインを考えることが苦手な人でも、 この方法であれば意味やストーリーが込められたデザインを考えることができると思います。 ビジュアルが美しいことも大切ではありますが、 その中に深い意味などがあるとより一層その作品の魅力が上がるのではないかと私は思います。
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