【産官学連携成果発表】 受賞者決定!(Creative Solution Awards -2023 3rd Presentation-)
産官学連携
こんにちは、2年の小林です。 今回は、ユーモアデザインアワードで制作した企画を通して学んだことをお話しします。 毎年開催されるユーモアデザインアワードでは「ユーモアをテーマに企画・商品開発をしなさい」という課題に対して、 商品やサービスをいちから自分1人で考えて、発表をするというプレゼンテーション期間です。 昨年度のユーモアデザインアワードでは、20代社会人に合う商品を企画しました。 20代社会人は睡眠時間に対して、睡眠の質が悪くなり、 寝不足気味になってしまうことに気づき、疲れが取れる抱き枕を企画しようとしました。 それが、「ウ型のうなぎ ウナちゃん」です。 さて、私がこの企画を通して伝えたいことが3つあります。 1つ目は、物事を疑うということです。 私は、最初に抱き枕はなぜこの形をしているのか?と疑問に思いました。 抱き枕の形は、私たちの寝姿勢をサポートし、体にかかる負担を軽減してくれるような形で、 「U」「I」「 J」「 L」というアルファベットで作られています。 そこで、日本人は、アルファベットにはあまり馴染みがないと思い、 ひらがなやカタカタから抱きやすいものはないかと考えた結果、 この4つのアルファベットの要素が入った「ウ」の形にしました。 このように、日常生活では天邪鬼な姿勢で考えることで、新たなアイデアを発見できるということがわかりました。
2つ目は、自分の好きなもので好きな企画をやるということです。 私は1年生の8月に、人生で初めてうなぎの蒲焼を食べました。 パクっとひと口食べてみると、あまりのうまさで腰が砕けそうになりました。 それ以降うなぎが好きになり、「ウ」の形にぴったりだと考え、モチーフにしました。 自分の好きなことで企画をやることで、だんだんやる気が溢れ出し、 興味がないもので企画を作るよりも、製作がどんどん進みます。 3つ目は、没頭するということです。 私が、このユーモアデザインアワードで1番やりがいがあったと思うことは、実際に商品を作るということです。 私は、裁縫経験がなく、抱き枕を作ってみようと安易に考えて実行しました。 すると、何を使えばいいのかということや、生地はどうすればいいのかということ、縫い方はどうすればいいかということなど、 色々な疑問が出てきて、失敗を何度も繰り返しました。 しかし、作っていくとだんだん楽しくなり、取り憑かれたかのように4日間没頭して作業をしていました。 このように、没頭をし、量を積み重ねるということで、絶対に何かしら進展があります。 つまり、量が質に変化するとうことです。 物事を疑い、自分の好きなものを企画にし、没頭するというこの3つのことをすると、 確実に自分の実力に変わるので、行き詰まった時に1日だけでもいいので、試してみてください。![]()
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