CSA 4th Presentation特別審査員】モデル/建築デザイナーのサリー楓さんを密着取材しました!(表彰式総評編)

こんにちは、指導部 中野です。 先日、本校イベント「Creative Solution Awards-2020 4th Presentation-」の特別審査員としてお招きした、モデル/建築デザイナーのサリー楓さんに密着取材しました。

【総評(一部抜粋)】

皆様、本日は本当にお疲れ様でした。

最初はパッケージデザインなど、表面的なことにこだわった案が多いのかなと思いながら見させていただいたのですが、現場顔負けのデータ分析、緻密なリサーチ、マーケット、それを通した売り場のデザインや、売るもののパッケージのデザインだけじゃなく、受け入れられていくシステムだとか、そのバックヤードにある理念、そういったものまで踏み込んだ提案がされていたと思います。

 さっき皆さんの話を聞きながら、私がデザイナーを志していたころのことを思い出しました。当時の経済アナリストの方が『消費は選挙だ』と言っていた。私が皆さんくらいの年齢の時に、非常に衝撃を受けたのを覚えています。『皆さんが商品を選択すると、そこにお金がまわる。企業はそのお金を使っていいことをする、もしくは環境破壊や奴隷を使って製品を生産するような悪いことをしてしまう。消費者は1人1票を持っていて、商品を選ぶということは選挙だ』と言っていました。 

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皆さんが社会に出てはぐくんで欲しい2つの能力があります。
ひとつは、いい選択肢を作ること。
消費者が選択をする時、そもそもそこにいい選択肢がないといい選挙にならない。皆さんは選挙だと思って、いい選択肢を消費者の前に並べることを意識してください。そのためには消費者が社会についてまなざしを向けるよりもっともっと遠いこと、深いことを考えないといけないです。脳がはちきれるくらい考えてください。

ふたつめは、消費者を教育していく為に発信をしていくということ。
いくら皆さんがいい選択肢を用意しても消費者にリテラシーが低かったら、いい選択はしません。恐らく安いもの、良さげにみえるものを選んでしまいます。皆さんはZ世代の新しいデザイナーだと思うので、学校で発表したようなことを、SNSを通して社会にどんどん発信して、消費者を教育していってください。そうすることで、多少値段が高くても、世の中にいいもの、もしくは社会問題、SDGsにあったものを、消費者は選んでくれるようになります。

 サリー楓さん、ありがとうございました。