【CSA 3rd Presentation 特別審査員】LGBTエンタメサイト『やる気あり美』 編集長 太田尚樹さんを密着取材しました!(審査編)

こんにちは、指導部 亀山です。
先日、本校イベント「Creative Solution Awards -3rd Presentation-」の審査会でお招きしたLGBTエンタメサイト『やる気あり美』 編集長 太田尚樹さんの審査のご様子をレポートします。

2020118日午前10時過ぎ。 
特別審査員の先生方の審査が一斉に始まりました。

太田さんはまず1Fギャラリーの1年生ブースからスタート!

1年生は公益社団法人日本ユネスコ協会連盟からいただいた与件「日本の寄付市場を拡大させるアクションプランの策定」に取り組みました。

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学生のプレゼンに相槌を打ちながら、どのチームに対してもとても熱心に耳を傾けてくださる姿が印象的な太田さん。

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移動中、どんなところに着目して見ていらっしゃるのかお伺いすると、

「自分的には2つ見ていて、まず課題の本質をどこと捉えているのかというところと、あとはその捉えた課題に対しての提案にアート性というか、オリジナリティーや飛躍があるアイデアをどう出せるかみたいなところをすごく見てました。

なのでそういう点で、1年生で文字の読めないカップ麺のパッケージを作っていたチーム(1-Aチーム)とか、それが実際課題を解決しているかという疑問は残る一方で、やはり独自性があったし彼らのオリジナリティーを感じられて面白かったです。

また、首里城のところ(1-Fチーム)はまず課題設定自体が他のチームと違い独自性がありましたし、何より結果を出してる(寄付金額がトップだった)のがすごいなと思い、やはり印象的でしたね。」

とのコメントをいただきました。

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続いて、4Fにある2年生以上の展示審査に移ります。
2年生以上は下記4つのクライアントに分かれ、それぞれ課題に取り組みました。

・ キリンホールディングス株式会社
株式会社JobRainbow
・大正製薬株式会社
・ ピジョン株式会社

自分たちの企画を伝えるため、展示ディスプレイやプレゼンテーションの仕方にどのチームも工夫をこらします。

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展示を全て見終わり、審査会のためにいったん会場を引き揚げる際にも、下記のご感想をくださいました。

「多分そういう意識されたプログラムなのかなと思ったのですが、2年生になると課題の話からぐっと提案の質のところがすごく上がったなっていう実感があります。

でも逆にいうと、1年生の時にやはり提案って楽しいからそっちに寄りがちになるんだけど、こうしてみんなペルソナやカスタマージャーニーマップを書いたり、実地調査したりと、まあ言うなれば面倒臭い、でも大事な「課題を捉えにいく」ということを結構しっかり足腰強くなるまで多分やっているんだろうなと1年生に感じました。

そして、2年生はその鍛えた足腰を持ってそこにどう提案をのせていくかということがすごくできているなと思ったので、聞いてて楽しかったですね。

あと、アイデアが楽しいのにそれが突拍子のないものではなく、ちゃんと本質を捉えているものが多かったのも良いなと思いました!」

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太田さんの特別審査員賞に輝くのは一体どの企画でしょうか。

表彰式編へ続きます!