【CSA 2nd Presentation 特別審査員】文具王 高畑正幸さんを密着取材しました!(表彰式編)

こんにちは、指導部 中野です。
先日、本校イベント「Creative Solution Awards -2nd Presentation-」の審査会でお招きした特別審査員 文具王 高畑正幸さんの表彰式のご様子をレポートします。

特別審査員賞は、2Jチーム「大喜利オンライン」
クライアント: 株式会社ジェイアール東日本企画
与件:交通広告を利用する企業の商品やサービスに、より多くの鉄道利用者の興味や関心、好意等を獲得しつつ、鉄道での移動価値を高めるアプリケーションを考えてください。
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【評価ポイント】
最も「クライアントが出している与件に対してシャープに答えていた」企画だった。
大喜利の画像を見て一言答えるのが、電車に乗って降りるまでの短い間にチャレンジするのにちょうどいい。
企画そのものが面白いのと、チャレンジする時間が電車の時間で制限される。これは電車でないと成り立たない、JRならではの企画だと思う。大喜利のネタになる画像に、広告を出すクライアントの面白さを出していける。ここで集まったお題に対してみんなが大喜利を答えたものが、そのままもう一回外に対しての広告として利用できる。展開することもできる実現性の高いアイディアでもあり、鉄道広告ならではでもあるし、クライアント企業に対してお題を集めやすい。
全てのアイディアの中で最も元あったお題から想像しずらいところにジャンプした、ジャンプした距離が一番遠かったのがこの企画。こういう手できたか!というやられた感が一番あった。そしてちゃんと着地している。
企業ネタとしてはクリアにこたえていて、最も綺麗だった。

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【総評】
どれも素晴らしい展示だったと思います。
1か月ちょっとしかない時間で、(コロナ禍の中)集まれない状況で、よく連携して頑張って作ったなと思った。こういう課題が学校であるのは素晴らしいと思います。
美術は本人が思ったことを表現していく世界だが、デザインはクライアントがいます。デザインは誰かの為にサービスを提供するためにやることなので、自分がいいと思うだけではなく、色んな人たちに対してきちんと伝わるという機能も大事、企画としてもクライアントが望むもの、どういう結果を欲しがっているのかな、ユーザーはどんなふうに楽しんでくれるのか、自分以外の人のことを想像する力が必要になってきます。訓練しないとわからないことがいっぱいあったと思います。今回の反省や得たことを活かしてほしい。

今回は特に、1年生の展示がすごかったなと思いました。入学してすぐで、みんななかなかコミュニケーションも取れない中で、3分で面白くちゃんと伝えられるように練習されたプレゼンテーションが素晴らしかったと思います。1年生のブースが楽しかった。上級生は技術があるが、そういったところで下級生に追い抜かれないように!
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高畑正幸さん、ありがとうございました!