学生広報部 2年の近藤です
Creative Solution Awards -2020 2nd Presentationへ向けて準備もいよいよ大詰めを迎えてきました。
今回は自分の班の企画を紹介していきたいと思います!
私達2年生Iチームはコマニー株式会社様より「コロナウイルスの影響を受けてニューノーマル社会での働く空間に求められるものとは」という与件を頂きました。
ペルソナは20代前半の会社員男性を設定しており、在宅勤務な人でも買える手頃なパーテーションを考えました。
企画を進めるにあたって、パーテーションとは何か?と話し合った時に”飛沫防止できる間仕切り” ”空間を仕切る大きな壁”という意見があがりました。
コロナ禍の影響でパーテーションを見かけることが増えたものの、どれも感染防止のみで使っていることがほとんどです。
そもそもパーテーションとはどんな意味なのか?調べた結果「仕切り」「分割」「仕切ること」または「分割された部分」という意味なことが分かりました。
私達は感染防止よりも良い空間を生み出せる部分に視点を置き、お気に入りな自分だけの空間を生み出せる商品を目指し考えました。
お気に入りの空間を生み出すにはどうしたら良いか考えた時、デザインの力が必要不可欠だと感じた私達は和柄に着目しました。
元々日本には間仕切る文化があり、その古き良き文化を生かせないかと考えた結果「帳(とばり)」に辿り着きました。帳とは、平安時代貴族がよく用いた室内に垂れ下げ隔てにする布のことです。
その帳をモチーフにして考えた商品がこの企画「帳-TOBARI-」になります。
オシャレな和柄の他に、多機能な収納ポイントや持ち運びが楽な折りたたみ機能が備わっており、気軽にお気に入りの空間を持ち運ぶことができるようになっています。
この商品を経て全ての人にお気に入りの空間を提供するビジョンが達成出来ると私達は考えています。
※写真は商品説明を載せたリーフレットです
本番へ向けてもっと良くなるようブラッシュアップを続けようと思います。
展示に足を運んでいただくことは出来ませんが、企画の完成を楽しみにして貰えたら嬉しいです。
2020.07.07 デザイン・アート科2年 近藤梢