【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
3rd プレゼンテーション ~ 4thプレゼンテーションまでの流れを2年生Hよりご紹介します。
「3rdプレゼンテーション」
~チーム発表、クライアント研究~
1年に4度行われるプレゼンテーションのうち、1年生は3rdプレゼンテーションからステージを使用した企業プレゼンテーション、4thプレゼンテーションまで同じチームで同じ課題に取り組みます。 まず始めにチームが発表されるのですが、長い期間を共にするということで発表の際はドキドキしながら名前が呼ばれるのを待ちました。 名前を呼ばれて同じグループのメンバーと顔を合わせ、自己紹介などを通して仲を深めます。 その後は課題が発表され、詳細の説明を受けます。そこから課題を提供して下さったクライアントや課題についての情報を集めていきます。
~ペルソナ設定、企画決定~
課題に取り組むにあたり、まずは具体的なペルソナを決定します。 その後は、ペルソナが求めているような企画をブレインストーミングなどを活用しながら決めていきます。 企画を考える際は、まずたくさんのアイデアを出します。あまり深く考えすぎず、ペルソナの気持ちになりながら頭に浮かんだものをとにかく書き出します。 そこからいいものだけを残し、企画を決定します。 最終決定までには先生方への相談の機会も多くあり、ブラッシュアップしながら進めるので不安は少ないです。
~資料作成、展示準備~
企画が決まったら、必要な資料の作成に入ります。 一見するとそれぞれが分担をして個々の作業をするかのように思えますが、いい企画、展示を作るためにこまめに情報を共通し、統一性のある資料作りがもとめられるのです。なので、作業をする際にもコミュ二ケーションは大切になっています。 この際にもギリギリまで先生方がご指摘を下さるのでより良いものを作ることができます。 展示の際は空間デザインも重要で、企画の魅力を引き立てるディスプレイが必要になります。 私はプレゼンテーションの際の展示作業から、空間デザインの魅力と楽しさを知り、空間デザイナーを志すことを決めました。
~プレゼンテーション~
展示が完成するとついにプレゼンテーションです。作った資料、ディスプレイを活用しながら企画の魅力をアピールします。 初めは時間内に情報を収めるのも難しかったのですが、回数を重ねるごとにプレゼンテーションの能力も上がっていき、良いプレゼンテーションになっていったと思います。 ですがこの際、私たちのチームは与えられた課題に忠実な企画を提案しました。 後々考えてみても、あまりユーモアや広がりを感じられるものではなかったので失敗だったと思います。 ですが、厳しい指摘があった際にもなるべくプレゼンテーション期間終了までに修正しようとチームで努力をすることは団結力の向上につながりました。 この失敗を経験し、私たちのチーム次の企業プレゼンテーションに向けて動きました。