学生創造市場では、在校生・卒業生から展示中のオリジナル商品についてのお話を聞くトークイベントを開催しています。
本校卒業生のリックさんもご参加くださいました!!
こちらは、2年生のチーム「tsunpa(ツンパ)」というブランドです。
自由気ままな2人が自由気ままに作りたいものを作るをコンセプトに、
LINEスタンプ、ステーショナリー、アクセサリー、などの雑貨を販売しております。
制作者からは、
「アクセサリーは自分好みのものをつけて欲しいと思いデザインしました。
ペンギンも好きで私だったらペンギンとなるくらい定着してきたので、今回LINEスタンプを制作しました。」
リックさんのアドバイスとして、
「なぜペンギンが好きなのか、そのコンセプトを作って商品を絞っていくと、この商品でなければいけないという必要性がでて、より魅力的になると思う。」
自分のブランドをどんどん追求していくことが必要ですね!
ここで、リックさんのご紹介
*リック
キャラクターデザイナー/グラフィックデザイナー
以下プロフィール
イベント企画・グッズ制作会社に勤め、
紅白アーティストや、スポーツチームなど、多くのキャラクターデザインを専属的に手掛ける。
グラフィックデザイン全般にも触れ、イラストからデザインまで一貫して行う総合的なワークスタイルを確立させる。
2017年、フリーランスとして「リック」名義で独立。
近年は「カメラを止めるな!」の公式イラストグッズや、同作スピンオフ音楽作品のCDジャケット、ミュージックビデオなども担当する。
その他、ももいろクローバーZのLIVEグッズキャラクターなどを始め、エンターテイメント分野のデザインを中心に活動中。
【WEBSITE】https://rickgraphics.tumblr.com/
「カメラを止めるな!の制作スッタフに元々関わっていたわけではなく、映画を観て感動した1人の立場だった。でも、感動した気持ちを仕事とは関係なく外に出していきたいなと思い当時泣きながら歩いて帰った。
ちょうどその頃、Twitterを始めていて、カメ止めのメンバー21名を描いてSNSに投稿していったら、それが監督さんやスタッフの方の目にとまり、最初は黒板アートの依頼があり、その後は色々提案していったら、今度は企画会社からグッズ展開しないかとお誘いがあった。好きだった気持ちがオフィシャルグッズになった。
そこで学んだのが、愛がないものは相手には伝わらない、本当に好きで描いたものが相手に伝わるんだという物作りの原点を感じた。自分の愛を見失いことが大事。
そして、いざ、期間限定でポップアップショップを作るという話になり、まずはターゲットを決める。決め方は、上映から時間が空いて、ブームが落ち着いていた時期だったのでライト層のファンがいなくなっていた現状があったので、コアなファンに絞った。このお客さんにグッズを買ってもらうには、既存のグッズは既に持っているのでどう売っていくかを考えて企画した。
またカメ止め検定を作った。初級は誰もができる簡単な問題にし、上級は監督でも3門くらいしかわからないほどの難易度にし、特典をつけることによってよりコアなファン心をくすぐり、より賑わったように思います。お金を出して買ってくれたお客さんが喜んでいる姿を見て、社会的責任を果たせたなと感じた。」
貴重なお話をリックさん、どうもありがとうございました!