講師の小原です。
Creative Solution Awards -2017 4th Presentation-のメインビジュアルは学生が授業の一環として制作・提案したものの中からデザイン・アート科2年生 一戸等さんのデザインが選ばれました。
今回は一戸等さんに制作の背景についてインタビューしました。
講師・小原(以下、小原):このたびは採用おめでとうございます。自分のアイディアが採用されたと聞いた時、どんな気持ちでしたか?
一戸等(以下、一戸):個人的に気に入っていたアイディアだったので嬉しかったです。それ以上に驚きもありました。
小原:どのようにアイディアを出したのですか?
一戸:サムネを描きまくりました。ですが結構序盤で今回のアイディアが出てきてこれにしようかな。と漠然と考えてはいました。
小原:制作する上でこだわった点や難しかった点があれば教えてください。
一戸:説明的になり過ぎて面白味が無くならないように気をつけ、見た人がこれは何を意味してるんだろう?と想像力が働くものを目指しました。
難しかった点は、幾何学的図形を多く使っていて1mm単位で画面に配置して、バランスを考えていたのが大変でした。
小原:アイディアやデザインを考えるときのために、普段から心がけていることはありますか?
一戸:ありがちですが、日々の生活で視覚的に見えるものだけでなく、状況や気持ちも含めて、面白い、美しいと感じたものは写真を撮ったりメモしたり、スケッチしたりしてます。
小原:OCHABIの授業はチームワークも多いですよね。個人制作とチームワークの違いって感じますか?メリットでもデメリットでもよいので。
一戸:個人だと自分のペースで進めたり割りかし好き勝手出来るので気楽で好きです。
でも、実はあんまりアイディアを沢山出すのが得意では無いので、チームでの会話や状況がアイディアのヒントになったりするのでその点チームに助けられる事は多々あると感じます。
小原:チームワークに難しさを感じるポイントはありますか?
一戸:一人一人のWontsや考え方などがあるので、お互いの妥協点に落とすのでは無く、上手く引っくるめて上手い落とし所を見つけるのが一番難しく大事なポイントだと思います。
小原:これからのOCHABI生活で、やってみたいことはありますか? 新しくチャレンジしたいことや、引き続きやりたいことなどを教えてください。
一戸:来年は卒制などもあるので、とんでもない事してやりたいなって思います。
あとは学生のうちに個展開いて、海外に一人旅に行ったり…やりたい事だらけです。笑
小原:最後の質問です。一戸さん、夢は何ですか??
一戸:幅広い分野でクリエイターとして世界中に感動をばら撒くことです。
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