【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは! 講師の天満屋です。
さて、前回の記事では特別審査員の山田優香里さんの審査中のレポートでした。
今回は、ユーモアデザインアワード最終日の、公開審査会の様子をレポートします。
評価の基準は「もしもこの商品がビレバンで売られるとしたら?」
山田さんの審査基準は
・実際にアイディアが商品化された時に、どのように店頭で陳列できるか、販売できるか
・ヴィレッジヴァンガードのお客様のニーズにマッチしているか
相手が学生だからと言って評価ポイントを変えるのではなく、あくまで商品企画として評価してくださりました。
今回の展示会では、ヴィレッジヴァンガードにぴったりな商品企画がたくさんあって、
選ぶのが非常に大変だった、と山田さん。
中でも気になったのが、「YUKICHI FURO」と「漢字eye」。
「YUKICHI FURO」はデザイン・アート科2年生 立石万里彩さんの企画。
30代の会社員をターゲットとしたユーモア商品です。
この入浴剤をお風呂に入れるとお札が湧くように出てきて、まるでお札で満たしたバスタブに入っているみたい!という
夢のような商品です。
「漢字eye」はデザイン・アート科3年生 栁澤美樹さんの企画。
観光で日本を訪れる外国人をターゲットにしたユーモア商品です。
メガネやサングラスのフレームを、ご当地モチーフや地名などで楽しくデコレーションしてある商品です。
バスグッズもおもしろサングラスも、ヴィレッジヴァンガードではよく売れる鉄板の商品。
実際に商品化した際に、どんなふうに誰に買われるのか、プロの視点で企画を吟味します。
しかし、<ヤマダユカリ賞>の枠は1つです。どちらか1つを選ばねばなりません。
次回の記事では、2つのアイディアの評価の分かれ目について。
お楽しみに!