【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは! 講師の天満屋です。
OCHABIは後期に入り、各学年が後半戦に突入。
先輩たちは卒制に向けて、後輩たちは「企業プレゼンテーション」に向けて
それぞれ動き出しています。
2年生という学年は、もしかしたら授業そのものに最も集中できる学年かもしれませんね。
さて、今週の2年生が主に何をしていたかというと…
・後期一回目の産官学連携、スタート!(実は先週からスタートしてましたが…)
・「ゼロワーク」はプロダクトデザイン。「ちょっと良いつり革」を考える。
という一週間でした。
先週から後期授業スタートしていたにも関わらず、「今週の2年生」を更新できませんでした。
ハイモジモジ先生による、楽しい「ロゴの展開」という授業があったり、
産学官連携のクライアント発表やチーム発足があったり、と
けっこう盛りだくさんだったのに…。
これもひとえに、私天満屋が腰痛でダウンしていたからです。
ごめんなさい。
学生のみんな、座り仕事は体を壊しやすいです。
1時間に1回はストレッチしよう!猫背はだめ!
さて、まず、産官学連携。
私も毎回「今度はどんな会社と出会えるのかな??」と興味津々です。
クライアントによって抱える悩みも千差万別なので
毎回あたらしい発見があります。
いろいろな会社・団体のリアルな悩みを聞いたり、
普段は見ることのできない一面を知ることができるので、
私自身本当に勉強になります。
まずは、色々な営み、色々な立場、色々な問題を知ること自体が、
何にも勝る社会勉強。
そして、いかに自分(達)の力で、問題解決に向けて貢献できるかが
仕事というものの面白さだと私は思います。
2年生チームは今回どんな仕事をするでしょうか。今から楽しみです。
そして、プロダクトデザインの方は何をしたのかと言うと、
前期に引き続き井澤正先生にご指導いただきました。
前期に
・紙から立体物を作る
・スタイロフォーム(発泡スチロール)から、立体物を作る
という2つの作り方を学んだので、それらを生かして
「紙と発泡スチロールを使って、ちょっと良いつり革のデザインをする」
という課題に取り組みました。
まずはアイディア出し。
つり革とはそもそもどういうものか。
「つかまって姿勢を安定させる装置」なのか「広告媒体なのか」あるいは…
と、普段なにげなく使っているつり革を改めて観察してみると、
意外な一面が見えてきたりします。
物事を正面からだけでなく側面を見る、とは井澤先生のお言葉。
アイディアを出しつつ形を考えるのですが、
これがまた一筋縄では行かない。
「電車に設置する」「手になじむ」「危険ではない」などなど
アイディアによって色々とクリアしなければならないポイントが出てきます。
さらに、作り方をちゃんと自分で考えないと、
スタイロフォームを切るときに変なところを切ってしまいやり直しに。
自分の失敗に気づいて愕然とする表情の学生を見ると、
「良い勉強をしているなあ」と内心ほくそ笑んでしまいます。
出来上がったつり革を持って、最後はプレゼン。
つり革のコンセプトを乗客に伝えるための、車内広告もセットにします。
駆け足の1日でしたが、みんな面白い提案だったし、
立体を作る力や段取りを考える力も、前期よりも格段に上がっていました。
授業で知ったこと、考えたこと、忘れないでほしいです。
以上、今週の2年生でした。