こんにちは! 講師の天満屋です。
授業を通して色々な制作にチャレンジするのは
美術学生の常ですよね。
思うようにかっこよく仕上がらなくて
「自分にもっとセンスがあればなあ」と
気分が重くなっちゃう事もあるんじゃないかな?と思います。
この「センス」っていう言葉は色々に捉えられるので
何をもってセンスとするかは意見が分かれそうな所ですが、
私はその人間の持つ総合力のことだと思っています。
だから何か一つだけを鍛えれば良くなる!とかではなく、
常日頃から色々な事に興味を持ち、よく考えて、
何かに気づこうと意識しながら日々を過ごす事が
結果的にその人のセンスを培うのだと思っています。
なので、ちょっとした事でも
いつもと違った物の見方をすることが大事。
日常のこんな所に目を向けると
いつもと違う発見ができるかもしれない!
というポイントを私からもご紹介したいと思います。
それは…地面を撮ること!
自分の立っている位置から見える「風景」として
地面を撮るのではなく、真上から撮るのがポイントです。
そうすると不思議なことに、ただの地面が絵のように見えて来ます。
椿が散る頃の道路は、このまま布地に配色してプリントしたら、
おしゃれなカーテンとかになりそう。
何百回と踏んだであろうOCHABIの広場の地面も、
なんだかモダンな絵のように見えて来ませんか?
心の動くままに、特に何も考えずに撮ったものでも、
意外なインスピレーションをもたらしてくれたりします。
何より、自分のiPhoneのカメラロールに綺麗な写真が
溜まって行くのが楽しかったりします。
すごく手軽な方法なので、
センスでお悩みの方はぜひ試してみてください。