特別審査員 平本知樹さん・神田沙織さんに密着!その2

株式会社wipより、平本知樹さん、神田沙織さんを特別審査員としてお迎え致しました。ノミネートから公開審査会までを密着取材致しました。
今回の「OCHABI HUMOR DESIGN AWARD -2016 1st Presentation-」は、ユーモアをテーマにした商品企画を全学年が個人で行いました。

その中から特別審査員賞<株式会社wip賞>に輝いたのは、2年生堀越葵「blowquet」。
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最後の特別審査員賞2本とベストユーモアデザイン賞、ユーモアデザイン賞の合計4本は決戦プレゼンテーションに持ち込まれ、堀越さんは「blowquet」に込められた思いをプレゼンテーションしました。
ターゲットは30代の社会人。彼女にとって「30代の社会人」とは「30年生きてきた人」を意味し、その過程で大切な人が増えていくだろうから、その人たちに日ごろはうまく伝えられない感謝や愛情を、ラッパとブーケにしたためてプレゼントをするというものでした。
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審査の最中は、平本さんからプロダクトの種類がもっとあってもいいのでは、サイズや花の種類でもっとバリエーションを増やせるのでは、プレゼントされる側が見る正面の作りはどうなっているのか(贈り手がラッパを吹くと蓋が取れて、花とメッセージ入りのリボンが飛び出す仕組み)、演出についてもまだ詰めがあまく、試作のラッパももっと魅力的な造形に仕上げて、見た人が更に「ほしい!」と思わせる必要もあるでしょうと、お話しをされていました。
今回の評価のポイントとして、多くの学生が「30代は仕事が大変」「30代は疲れている」という提案をしていた中、彼女は人間味を見つめて、温かな視点から、30代というターゲットを捉えていたことも加味されています。
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平本さん、神田さんより賞状の授与がされました。
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平本さん、神田さん、ありがとうございました!