知識ゼロから始めるPhotoshopとIllustrator -解像度-

こんにちは。講師の青木です。
このシリーズでは、「知識ゼロから始めるPhotoshopとIllustrator」 を
テーマに、これからデジタルアプリケーションを学ぶ方に向けて基礎用語を解説していきます。
アプリケーションを持っていなくても、勉強できるので関心のある方はぜひ!
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今回は「解像度」についてです。

皆さんは「解像度」という言葉を聞いたことがありますか?
前回の記事「ビットマップデータとベクターデータ」で
Photoshopのデータ形式がビットマップ(点(ピクセル)の集まりで構成されている)と
説明しましたが、解像度とはそのピクセルの細かさを表すものです。

少し想像してみましょう。
画家のスーラの用に点描画で絵を描く場合、1つ1つの点が細かいほど
精密な絵になりますよね。
20150301_kaizoudo_3
その逆に点が大きければ荒く見えると思います。
解像度もそれと同じです。解像度が高い=ピクセルが小さい、
解像度が低い=ピクセルが大きいことになります。

解像度を表す単位はPhotoshopでは「PPI」を使います。
これはP(ピクセル)・P([/]パー=~ごとに)・I(インチ)つまり
1インチの中に何個ピクセルが並んでいるか、という単位です。
1インチというのは約2.54cmですから、2.54cmの中に
どれだけのピクセルが並んでいるか、です。

例えば、30ppiなら2.54cm中に30個ピクセルが並んでいます。
200ppiなら同じ2.54cmの中に200個ピクセルが並んでいます。
たくさん並んでいる方がピクセルが小さいので綺麗に見えますよね。

解像度はPhotoshopを使う上で必ず必要になる知識です。
パッと見るかぎり目に見えない細かい点なので概念での理解になります。
Ochabiに入ったら日々の制作を通して自然と理解出来るようになるので、
苦手だなと思う人でも分かるようになるので安心してくださいね。
ビットマップとベクター

(20160412更新)

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