進路を考える 1/4 - 進路相談って何のため? –

こんにちは! 講師の天満屋です。
暦の上ではもう立春ですが、まだまだ空気が冷たいですね。
どこの学校でもやっているとは思いますが、
この時期OCHABIでも、新2年生と新3年生を対象とした
進路相談を行っています。

先のことを考える事が楽しい人も不安な人もいますよね。
それもそのはず、これから人生で初めてのことに挑戦することになるわけですから
期待も大きいぶん、うまく行かないんじゃないか~なんて不安になるのも当然と言えば当然。

特にこの不安がクセモノで、しっかり解消して行かないとどんどん大きく育っちゃうのですごく疲れちゃいます。
その様を例えるならこんがらがった毛糸玉みたいな感じ。
しかも色はまっ黒です! 
「なんとか不安を解消しなきゃ!」と一念発起したのもつかの間、
最初の糸口を探すことも骨が折れる作業なので
「…めんどくさいから今は放っとこう。やんなきゃならない時になったらやるし。」
と億劫になりいったん忘れようとします。

で、やんなきゃならない時が近づくにつれて今度は「不安」は「焦り」というお友達を呼んで来てしまい、とんでもなくパワーアップして帰って来ます。
可愛かった毛糸玉は大玉転がしレベルに進化しています。
私は過去何度となく問題を先送りにしてその都度後悔するという、まったくもって誇れない経験が山ほどあるので、これはもう確信を持って言えます。

そんなわけで、私は不安は早めに解消した方が良いと思っています。
ですので学生の相談相手である私の役割は、
学生自身が自分で自分の状態に気づき、自分の意志と行動を納得して決めて行けるように、
会話しながら思考の整理の手助けをする事だと思いながら取り組んでいます。

学生自身も、自分の中の不安や思いがけない力や可能性に気づくために、
ぜひ進路相談の場を活用してください。

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さて次回からは、面談の中で私自身が「おや?」と思った事を中心に記事にして行きます。

次回2回目は「ポートフォリオが作れない!」という悩みについて。
3回目は「自分が何をしたいのかわからない!」という悩みについて。
最終回は「やりたい事がありすぎて迷う!」という悩みについて。

どれも面談ではよく登場する悩みです。
共感できる悩みがある方は、次回からの記事を読んでみると良いかもしれません。
よければおつきあいください。

一言付け加えると、
人が何かに取り組もうと思えるのは、心身ともに少しでも余力がある時に限ります。
現在、心身の不調が深刻な状況の方は、今はしっかり休んで回復するための時間です。
焦って無茶はしないでくださいね。
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御茶の水美術専門学校では学校説明会の際に無料相談を受付けています。
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