就活のヒント 特技が分からない場合は?

こんにちは。

進路指導の井口です。

就職活動中の学生の中には、

エントリーシートの特技欄に何を書けば良いか分かりません」

と相談に来る場合があります。

なぜこのような相談があるかといえば、

「特技」=「他の人よりも何か優れてできること」のように

捉えているからだと思います。

確かに、辞書を引いてみれば「特別な技能」という定義が掲載されて

いますから、上記のような学生の解釈は間違いではありません。

ただ、企業の方が本当にそのような意味で「特技」持っている人を

求めている訳でもありません。

そうではなく、「ちょっとしたことでも良いので、人から褒められたこと」

程度のことや私は普通だなと思ってやっていることの中に「特技」が見出す

ことができるもの、と考えたほうが実態に近いでしょう。

例えば、「皿を洗うのが速い」という学生がいたんですけど、これで十分に

特技になると思います。

皿を早く洗うという目的に対して、食器の大小、油の付いている量、配置などの

前提条件の中で、如何に合理的に物事を処理するか、ということを考えている

はずですから、論理的な思考力やプロジェクト遂行能力を伺い知れます。

このように、特技と言っても、そんな特別なことではなく、毎日無意識的に

習慣的にしていることの中から十分見出すことができると思います。

一人で見つけるのは難しい場合、やはり人に相談することが良いですね。

OCHABIでは色んな先生がいつでも気軽に相談に乗ってくれます。

入学前の人でも相談に乗ります。

ぜひ、気軽に相談にきてください。

それでは