教務部中野です。
先日「Creative Solution Awards -2015 4th Presentation- 」に特別審査員としてお越し頂いた西澤明洋さんの表彰式での様子をご紹介します。
2月7日(日)の正午より始まったノミネートと審査会を経て、各賞が決定致しました。
特別審査員賞として西澤さんが選んだのは、「池メン!-君との恋は6000℃-」。
これは学校の共通課題とは別に、有志でチームを組んだ自由制作の発表です。
彼女たちが1年生だった昨年度の企業プレゼンテーションにて、クライアント役の株式会社サンシャインシティ様に対して、池袋サンシャインシティを遊びつくす乙女ゲームの提案をしたことが発端となり、もっとこの企画を高めていきたい!(ヲタクの想いを爆発させたい!)という思いから今回取り組んだそうです。
西澤さんより、賞状と賞金が授与されます。
デザイナーの視点からみて、自分達が「欲しい!」と思うものを頑張って作っている熱量を感じ、評価されました。
彼女たちはそれぞれチーム課題も取組み、尚且つチームをまたいで作りたいものを作る情熱を披露しました。
但し、今回のプレゼンテーションではキャラクターとサンシャインシティとの関係性が伝わらなかったり、キャラクター愛に走りすぎてゲーム自体の遊び方が分かりにくかったなど、不完全な部分が目立ちました。次回の課題になりますね。
「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトでお仕事をされている西澤さん。度々「熱量」というワードを語られていましたが、ものを作る際に大事にされている部分だと思います。
企画を立てる時、アイディア段階でも100案位のバリエーションの中から更に絞っていき、検証を重ねる。そしてそれを正しく伝える為のグラフィックデザインがあり、プロダクトデザインがある。そうやって選りすぐりの企画が生まれていくのだが、皆さんにはまだそれが実行されるくらいの熱量も仕事量も足りていない。
勉強していくにはとてもいい環境に身を置いていることを自覚しましょう。自分の好きなことを見つけていくことが自分の生き方を作り上げることに繋がっていきます。
西澤先生、ありがとうございました!