特別審査員 坂本大三郎さんに密着!①~審査編~

こんにちは。教務部吉田です。
2016年2月7日は「Creative Solution Awards -2015 4th Presentation-」の最終日。
特別審査員としてお招きした坂本大三郎さんの審査の様子をご紹介します。

坂本さんのご職業はなんと山伏!イラストや作家業もこなすOCHABIの卒業生です。
「いろんな仕事をしているので、肩書きを訊かれると困ってしまうんです。」とご本人。
そう言えば、前回の3rd Presentatioの時は同じくOBで気象予報士の天達武史さんにお越しいただきました。
お二人の転身ぶりには驚かされますが、OCHABIのカリキュラム「ゼロワーク」は万事に通じる証明のような気がしてなぜか腑に落ちてしまいます。
進路で迷っているOCHABIの学生には、こういった先輩方の活躍する姿を参考に、様々な業界でクリエイティブに生きていける力を身につけてほしいと思います。

さて話を坂本さんの審査に戻しますと、まず1年生チームからスタートしました。
続いて2年生のチーム、それから高度イラストレーション科3年生、最後にアザーエントリー出展者の順でご覧頂きました。

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ちなみに腰から下がっているのは熊の毛皮で、山で修行する際はこれを座布団にするのだそうです。
気になっていた人も多かったのでは。

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審査時間をオーバーしても学生のプレゼンを真摯に聞かれる姿には優しさが溢れていました。
うまく言えないのですが、坂本さんがいるだけで真冬の会場が温かくなったように感じました。

会場を移動中、坂本さんに学生時代はどんな感じだったのかお聞きすると、
「よく授業をさぼって当時あった線路側の空き地で寝てました。」
と、はにかみ笑われました。
そんな若者がなぜイラストレーターを経て、山伏になられたのか。その理由は次回ご紹介したいと思います。

表彰式編へつづく。