本場ベルギーでも指導されている鉄仙一郎先生の構図法の講義

講師の佐々木です。

本日のファインアートの授業で構図法の講義を受ける学生達です。
皆さんは画材屋さんでキャンバスを買う時にF何号と言うサイズの呼び方を見たことはありますか。
キャンバスのアルファベットは縦横比の種類を現し、他にもPやMやSがあります。
FはFigure/人物で1:1.236、PはPaysage/風景でまたの呼び名を
白銀率と言い1:1.414、MはMarine/海景でこの比率が有名な黄金率1:1.618と呼び昔から人類が最も美しい比率として使って来ました。
ちなみにレオナルドダビンチの世界一の美を表現したと言うモナリザはこの黄金率のキャンバスに縦構図で描かれています。
今日の構図研究はPの横構図で描かれている有名なセザンヌの晩年の連作「サント・ヴィクトワール山」でした。