こんにちは、講師の小原です。
さて、絵画作品の特集第二弾は【絵画作品の発注から納品まで】についてです。
今回はその代表的な例を2つを紹介してゆきます。
これはまず単純に2パターンです。
其の一・個展などの会場でご来場いただいたお客様による購入。
気に入っていただいた作品をその場で購入。
お客様によっては即、お持ち帰り。
お持ち帰りにならない場合もキャプションに赤丸シールなどが貼られ、
売約済みとなります。ちなみに青丸シールは商談中。
(ですので個展には10点程度は展示作品以外にストックする必要があります。
減った分すぐに供給できるようにするためです。壁面に空きを作ってはいけません。)
其の二・お客様からの客注(リピーターであったり、展示会場で画風は気に入ったが、
購入するのは別のモチーフのものが欲しいまたは気に入った作品が売れてしまっていた)等で、
お客様より、好きなモチーフや色の雰囲気など、いわゆる与件的なものをいただきあとは作家お任せ。
肖像画やウェルカムボードの注文もこちらに入ります。
(最近ではロードバイクのフレームへの絵付け、
妖怪ウォッチのグッズ用イラスト原画など直接注文にも幅がでてきました)
以上の2パターンで流通することがほとんどです。
また、作家に直接制作依頼の連絡が来るパターンと、画商を通じて連絡が来るパターンでも
多少の違いがありますがそれはまた追って記事にしたいと思います。