芸術の秋 【額の種類編】

こんにちは、講師の小原です。
さて、絵画作品の特集第一弾は【額】についてです。

今回はその代表的な種類の3つを紹介してゆきます。

まずは一般的に額といえばこれ。
【油彩額】です。
油絵のキャンバスや、水張りを施したパネルをそのままはめるだけ。
種類も豊富で作品に合わせて選んでも良し、先にデザインの気に入った
額をコレクションしておいても良し。
既製品からオーダーメイドまで、ピンきりです。

20150912_hp_kobara1

次に【箱額】
箱額とはその名の通り、箱型の中に作品を配置することで作品を引き立てます
枠の色、太さ、マット(箱の中敷き)の素材、色もオーダーメイド可能。
作品と枠の隙間も好みで自由に変えることができます。

20150912_hp_kobara2

ちなみにこの朝顔の作品、前の記事でエスキースしていたものです。

20150912_hp_kobaraエスキース

最後に【水彩額】
こちらは版画や水張り状態からはがした水彩画、プリントアウトしたもの、
ポスターから色紙などなんでもOK。
あらゆる紙を挟むことができます。
比較的安価で膨大な種類があります。
額の縁と作品との間にマットと呼ばれる厚紙を挟むことで、作品の魅せ方も自由です。
もちろんマットの素材や色などもオーダーできますが、基本はセットで売られていることが多いです。

20150912_hp_kobaraあいす

以上今回は3種類を紹介しましたが【額】はなにしろ作品を生かすことを
最優先に選ぶのが良いと思います。
できれば作品を額屋に持って行き、合う額を探すことをお勧めします。

芸術の秋 【絵画作品の発注から納品まで】