こんにちは、講師の駒井です。
夏期特別実習3日目は「広告表現とレイアウト分析」をテーマに
グリッドシステムを使用して企業の新聞15段広告のレイアウト分析を行いました。
この実習は他人がデザインした広告表現からレイアウトの意図を探ることで
制作者が「レイアウトをどう考えているのか?」を研究し、自分の作品制作に活かす実習です。
午後からは校外実習としてギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されていた
「ラース・ミュラー展/本アナログリアリティー」を見学しました。
デザイナー・出版者として国際的に活躍されているラースさんがデザインされた100冊の本に
実際に触れることで、作者の創作に対する姿勢を直接感じることができました。
後半のアド・ミュージアム東京「第68回広告電通賞」では2015年度の優秀なCM作品を鑑賞しました。
学生からは「普段テレビで見ていて印象に残っているCMが受賞していたので、
記憶に残るCMは宣伝として成功しているのだと実感した」と言った感想がありました。
実際に本物を見て感じることがデザインではとても大切だと思います。