夏期特別実習授業「デザインテクニック上級」-1

こんにちは、講師の駒井です。

先週終了した「デザインテクニック上級」夏期特別実習について授業進行に沿って
講義内容を振り返ってみたいと思います。
今回は初日の学習目的「グラフィック表現における必要なデザイン力の要素とは?」で実習した
カリキュラムについてまとめてみました。
まず、いつも使っている「デザインと言う言葉の意味」について考えたことがありますか?。
1年の時に「デザインとは意匠・設計・図案」と教わったと思いますが、
もう少し具体的に表現されている言葉では
「ある問題を解決するために思考を重ね、必要に応じ表現すること」あります。
これでは少し解りづらいので
授業では「デザインの歴史的背景」から「デザインには理由(わけ)がある」ことを学んだあと
各自で「いいデザイン」と「わるいデザイン」についてサンプリングとプレゼンテーションを行い
「デザインは何のために使うのか?」「デザイナーとは何か?」を確認しました。
後半は「デザインはどう機能するか?」の例として「黄金比」を応用した作品制作を行いました。
皆さんもグラフィック図形を用意して、支点を決めて222.5°ずつ回転させると、
画像にあるような思いもよらないグラフィックができることがわかります。
ぜひ試してみてください。