こんにちは! 講師の天満屋です。
準備のやり方・考え方について記事を書いて来ました。今回は最終回です。
【達成したい目標】を見つけて、【制約や条件】を洗い出し、それらをクリアするための工夫を考える。
準備というのは至極単純な作業です。
ただ目標を見つけることが時として難しかったり、制約が厳しかったり複雑だったり。
いざ実行したら、途中で本当に目標がこれで良いのか迷ってしまったり。
予定通り行かせたかったのにそのとおりにならないなんてこともザラです。
結論から言うと、
・途中で目標が変わる
・予定通りに行かない
については、ごく自然な事です。
あまりにころころ変わってしまったり、まったく予定と違ってしまった場合は、
きっと準備不足なのでしょう。
しかし準備から実行に至る過程でも人は成長します。
昨日の自分と今日の自分が出した結論が一致しなくても良いと私は思います。
そこで最後に、準備しておくことの最大のメリットを書き加えるとするなら、
「目標設定と制約や条件との折り合いを付けて行く過程を通して、実行力が身につく事」です。
結局最後はやるかやらないかなので、準備ができる人とは実行する力がある人だと考えられます。
目標がなかったら、うまく行くも行かないもありません。
掴むべき風船が見えてないのに、ジャンプしまくったらものすごく疲れてしまいます。
反対に、風船は見えているけど眺めているだけじゃ手に入らない。
どこに足場がありそうか、制約と条件のもと工夫できる人が、最終的に欲しい風船を手にいれる事ができます。
ただ、ここまで書いて来ておいてなんですが、個人的には、偶然通りかかった風船をキャッチするのもアリだと思ってます。
その風船を自分が好きになれさえすればOK。
いっつもなんとなくフンワリしちゃう人、これでいいのか不安な感じで行動してる人、行動しているのに最後空中分解しちゃう人、そんな人に参考になれば良いなと思って書きました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
そろそろ私も後期の授業準備に戻ります。
天満屋でした。