こんにちは。
講師の井口です。
次年度卒業予定のみなさんの一部にはもう就職活動が始まっている人も
いますね。
説明会等に参加するために、ナビサイトからエントリー(参加意志を示す)を
したり、エントリーシート(企業指定の履歴書のようなもの)の提出が求められ
ている人もいるようです。
事実、先日ある学生から大手通信企業の書類選考があり通過したとの報告を
受けましたし、今月末にエントリーシートの提出を控えている学生もちらほらと
います。
そういう訳で就職活動を始めることになるのですが、就職活動について書かれた
本や雑誌、HPを見ていますと、就職活動においてまず行うこととして「自己分析」
というのがあります。
ですから、「自己分析」は就職活動を始めるために、もしくは就職するために
行うものだ、と思いがちです。
しかし、私はそれは違うと考えています。
では「自己分析」は何のためにするのでしょうか?
これは非常に簡単です。自分を知るためです。
「自己分析」で行うことは、要するに、昔から今ままでの自分を棚卸しです。
「そいえば小さい時にいっつも絵を描いていたな~」とか、「イラストや絵本が
好きでよく集めていたな~」とかです。
こういったことを丁寧に時間を掛けて行います。
行うと自分の特徴、癖、モノの考え方(価値観)などが整理された形で分かります。
そして、結果として就職活動にも使えるということなのです。
こう考えてくると、就職活動から「自己分析」をしなければいけないという訳では
ありませんから、普段からできればすると良いと思います。
高校生の人も、大学生で進路を迷っている人も時期に関係なく自己分析をすると良いと
思います。
そうすることで自分の判断に自信が一つ持てるようになるはずです。
それでは