【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは。
進路指導をしている井口です。
OCHABIでは今週の日曜日、無事卒業制作展が
終了しました。
ご来場いただいた方、ありがとうございました。
時間が無くて来られなかった方は、
2月22日(日)~28日(土)の間、
東京都美術館にて展示の一部がご覧に
なれます。
是非進路を考える際に、または純粋に作品を楽しみに
足を運んでください。
さて、今日は21世紀の人材像についてご紹介します。
会社を含めた社会から求められる人材像というのは
時代ごとに変わります。
かつて1950年代の戦後復興期には製造業中心でしたから
モノづくりの原材料の一部ということで、人「材」と
考えられていました。簡単に言えば、安い賃金で大量に
人が雇えるようなことが大事だったのです。
バブル期に入社した人達の一部の方が無用の長物であった
ことを揶揄して、人「罪」と言われたりもしたようです。
では、21世紀である今日はどのような人材が求められて
いるのでしょうか?
それは、人「剤」であり人「財」だそうです。
「剤」はクスリという意味ですから、社会の問題を解決する、
また人「財」は社会にとっての宝という意味で、社会貢献
できる人を意味します。
決められたことをこなすオペレーターではなく、主体的に
世の中の問題にタックルしていく。
または面白い問題解決案を提示する。
そういうクリエイティビティの高い人がこれからは求められて
いると思います。
その意味でここ近年デザイン思考が注目されているのも、頷けますね。
OCHABIでは「コミュニケーション」という授業と「キャリアデザイン」
という授業で実社会に則した問題あるいは、自分で設定した課題に
取り組むことができます。
これから社会で求められる力を、OCHABIで身につけませんか?
井口
参考文献:
加賀博『グローバル時代が求める人材を目指すキャリアエンプロイアビリティ形成法』(日経BP社、2012)