【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは。
講師の井口です。
OCHABIではデザイナーをはじめ就職してクリエイターになることを目指して
勉強をしている学生が多くいます。
学生から就職をして社会人になることは人生において大きなイベントですので、
何をどうすれば良いのかをしっかりと考えておきたいところです。
クリエイティブ業界で求められる人材像について、一概にこれ、と言い切る
ことはできませんが、これまでの就職支援の経験から、内定を獲得した
学生を元にして、数回に渡り、考えてみたいと思います。
初回である今回は、内定獲得に影響する3つの要因について概観します。
現在、就職活動中の人、または将来クリエイティブ業界での就職を考えて
いる人に対して、ヒントになれば幸いです。
■3つの要因
1.基礎要因
2.経験要因
3.外部要因
1.基礎要因について
基礎要因は平たく言えば、その人の人柄や就職に対する気持ちと行動、
そしてクリエイターとしての基礎能力を指し、これが最も重要です。
基礎要因は更に4つの要素に分けられます。
・意志:社会に貢献したい気持ちや働きたい気持ちの強さ、など
・行動:企業情報収集、説明会参加、求人への応募、など
・コミュニケーション力:聴く力、伝える力、慮る力、言葉づかい、マナー、など
・スキル:モノの捉え方、表現する技量
2.経験要因について
経験要因は就職をする前に、社会でどのような経験をしたかということで、
アルバイトやインターンなどの経験値の有無を指します。2016年度から
就職活動スケジュールが一部変更しましたので、この要因の重要性は
高まってきていると考えられます。
3.外部要因
外部要因は学生ではコントロールできない要因です。例えば景気状況、
求人動向、企業の求める人材像、求人のタイミング、偶然の出会い、などが
考えられます。
以上、内定獲得に影響する3つの要因を概観してきました。
それではまた。