こんにちは! 講師の天満屋です。
先日の1年生のロゴデザインの授業には、ハイモジモジのお二人が講師として参加!
お二人が異なる立場から指導してくださるので、授業の厚みがすごかったです。
それでいて言っていることにちゃんと一貫性がある、素晴らしい連携プレー!
講師としてとっても勉強になる1日でした。
さて、前期から繰り返しロゴデザインに挑戦して来た1年生達ですが、
最初のころはどこからアイデアを出したらよいのかわからず手探りでした。
ところが最近では、ちょっとずつ考え方のコツがわかって来た人もいるようです。
そんなこんなで先日の授業。
アイデアがたくさん出て来たのは良いものの、絞り込むことができない!
それぞれの案の制作者が自分の案についてプレゼンするものの、
どれも良いので決められない…
という悩みを抱えたあるチームに、ハイモジモジのお二人がこんな提案をしました。
「せーの、で決めてみたら?」
一瞬みんな「え?そんな感じで決めちゃっていいの??」と困惑顔。
でも不思議なことに、みんなが「せーの」で選んだものは講師の私から見ても納得の一案でした。
私たち人間は「せーの」で選んでも、良いものを直感的に見抜く力をある程度持っているんですね。
もちろん未来のクリエイターたる学生には、
良い物をたくさん見て、自分なりに考えてみるというトレーニングによって、
この感覚を研ぎすませて行ってほしいです。
普段言葉で理屈を考えがちな人ほど、時々「せーの」の力を信じてみてはどうでしょうか。
私もちょっと理屈っぽい方なので、今度迷った時は、一人せーのしてみようと思います。