Autumn Presentationポストカードデザイン作者インタビュー

Autumn Presentation
ポストカードデザイン作者 柴原花香さんインタビュー

Q1.柴原さんはイラストレーションゼミ所属ですが、これまでDMをデザインしたことはありますか?

A1.DM制作は、今回が初めての挑戦でした。

 柴原2

Q2.大型出力(道路側に吊るす大きな垂幕)は非常に高価と聞いています。そんな大きな広報物のデザインの担当をすることになった時、どんな気持ちでしたか? 

A2.正直な気持ちを言うと「やったー!」という感じでした。 柴原5
大型出力されるのは、本当に入学当時から憧れていて
一度で良いから自分のイラストが学校の入り口に
展示されたらなと思っていたので本当に嬉しかったです。





Q3.これは手描きの水彩画をスキャンして使用しているとお聞きしていますが、どのような手順で作成したのかを、簡単に教えていただけますか?

A3.まず小さなラフを鉛筆で描いてから、パソコンに取り込んで、パソコンで主線を描いて印刷したものに水彩で着彩しました。着彩で失敗しても線画を何枚でも刷れるので気負わず色を塗れます。

柴原3

Q4. ochabiのプレゼンは、普通の学生の作品展示というよりは、チームワークによる企画展示である点が特徴的ですが、どのように発想をスタートさせて今のビジュアルにたどり着いたのですか?

A4.「十人十色」を表現したかったので、絵の具をモチーフにした柴原6
妖精という設定でイラストを描き始めました。
当初は一人一人が違ったものを作っている構図でしたが、
皆が集まって会議をしている構図に落ち着きました。





Q5. 学校のオフィシャルな広報物のデザインを担当したのは今回が初めての柴原さん。やる前には考えもしなかったポイントや、意外な落とし穴、考え方のコツなど、気づいた事を自由に教えてもらえますか?

A5.イラストはすらすら描き終わったのですが、
文字をいれる部分や構図にものすごく悩みました。
どこに文字をいれるかも下書きの段階では
大体決めて描いていたのですがAUTUMN_DM実際に文字を入れてみると
全然違うので、一番時間がかかった作業でした。
DM制作はずーっと何を描こうか悩んでギリギリまで制作に
手が着かなかったのですが、
「これだ!」っと思ってから一気に作って行くうちに
すごい愛着が沸いてきました。
キャラクターの性格を考えたりしながら着彩したりしていくのは
本当に我が子を生み出すような感じで、
私はこの作品にすごい愛着を持ってます。
作品を作るに当たって大切なのは色々あると思いますが、
愛着をまず持つ事がとっても大切だと思います!!




関連記事:「DMデザインができるまで。」「DMデザインの講評<採用編>


作者:デザイン・アート科2年 柴原 花香(東京都立町田総合高等学校出身)

 「OCHABI AUTUMN PRESENTATION」 学生チームによる企画展示会

日時   2014年11月28日(金)12:00~20:00
     2014年11月29日(土)10:00~18:00
     2014年11月30日(日)10:00~16:00

場所   御茶の水美術専門学校

展示期間中はどなたでもご入場いただけます。
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