デザイナー必見!SHOW CASEレポート

こんにちは。講師の青木です。
前回の「展示の仕方-美しい編ー」で触れた
代官山で展示中の[SHOW CASE]というデザインの展示が
とっても面白かったのでレポートします。

会場自体は広くないのですが、台湾と日本とスイスを代表する若手作家の作品を展示していて、
どれもカッコいいのですが、微妙にお国柄?が出ていて
興味深い展示でした。

ShowCaseMini

写真の順に作品を説明します。
01-【TAIWAN】YA-WEN CHOU氏の作品。
台湾では櫛は母から娘に引き継がれていくもので、この作品はその櫛を
異なる2つの素材のミックスで作っているそうです。木とシリコンの組み合わせもかっこいい!

02-【TAIWAN】SHIH-YANG CHANGCHIEN氏の作品。
これも台湾で伝統の白地に青の模様が特徴的な陶磁器を現代のモチーフで描いた作品とのことです。

03-【TAIWAN】PILI WU氏の作品。
台湾の屋台などで一般的に使われるプラスチックのスツールに
伝統的な曲木のアームを取り付けた作品とのことです。そう聞くと途端に面白く見えます。

04-【JAPAN】RYUJI NAKAMURA氏の作品。
いくつかの木で出来た筒が柱の間に設置されている椅子の作品。
座った時に上からかかる圧力を左右の筒が受け止める際縦に伸びる動きを抑えるための糸がかっこ良かったです。

05-【SWITZERLAND】ADRIEN ROVERO氏の作品。
Hermesの革の端切れでつくった小物。流石のエルメス!色も綺麗でした。
鞄を作る際に必ず余る、端切れで作るという発想がかっこいいと思います。

06-【SWITZERLAND】ATELIER Oï 氏の作品。
ベネチアの伝統である革のランプシェード。伸縮性をプレゼンする為に、
伸びたり縮んだりする装置が使われていました。壁に映る影も美しい展示でした。


 

「OCHABI AUTUMN PRESENTATION」 学生チームによる企画展示会

日時   2014年11月28日(金)12:00~20:00
     2014年11月29日(土)10:00~18:00
     2014年11月30日(日)10:00~16:00

場所   御茶の水美術専門学校

展示期間中はどなたでもご入場いただけます。
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