講師の佐々木です。
本日のエディトリアルデザインの授業では、
石井泉先生のご指導のもと「凸版印刷 印刷博物館」で、
DTPとフォントしか知らない今時の学生達には、初めての「活版印刷」を体験した。
今ではすっかりパソコン上で、デジタルで行われている文字間や行間を
物理的な金属や板で詰めていたということや、
ポイントや級数が、コロッとした鉛の合金の鋳物だったりとか、本当に新鮮でした。
何よりも刷り上がった瞬間の組版の圧力が、
物理的に活字として、生乾きのインクの香りとともに伝わって来る瞬間が感動的!
パソコンとプリンターでは、絶対に味わえない感動だ。
植字や誤植の字を植えるというイメージは、ここから来たんだね。