【学生記事】渾渾沌沌 制作秘話【卒業制作展 2025】

こんにちは、卒業制作展の広報担当です。

御茶の水美術専門学校 卒業制作展2025が3月に開催されます。

 

当イベントではOCHABIの学生たちが今まで学んできたデザインやマーケティングを活かし、商品・サービスを販売いたします。

この記事では卒業制作展「渾渾沌沌」のメインビジュアルについて書きます。

今回の卒業制作展のメインビジュアルは卒業制作委員会のメインビジュアル担当の方々が制作してくれました。

メインビジュアルがどのような過程を辿って生まれたのか……という制作秘話を共有していただいたので皆様にも紹介します!

記事の最後には完成したDMの写真も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです!

では、メインビジュアルがどのように出来上がったのか順を追って見ていきましょう〜

1:コンセプトを決めよう

最初は担当の方々で何度も会議を重ね意見を出し合います。

ポストイットに「我々の代ってどんなイメージ?」「この学年らしさってなんだろう?」などを

出し、更にはヒントを得るため水族館までフィールドワークしてきたそうです。

この段階ではまだ渦というよりは密集している感じですね。

 

2:イメージを形作ろう

次の段階として、それぞれムードボードを作り方向性を決めていきます。やはり密集している写真が

多く、全体的にカラフルでポップなイメージになっていました。

これを元にみんなでラフをたくさん出します。渦を巻いている案もいくつかありますね!

 

3:イメージを固めよう

会議の結果、選ばれたラフをさらに詳細なものにしていきます。渦を巻くデザインにしっかりと決まったようですね!

具体的に何で渦を巻いているのか、ということや色味についても話し合いを進めていきます。

 

4:さらに詳細を詰めよう

キャッチコピーや「渾渾沌沌」のロゴについても決めていきます。ロゴの変遷を見るのも面白いですね……!

フォントやデザインにこだわって作っているのがよくわかります。

ちなみに、知っている方もいらっしゃるかもしれませんがこの「渾渾沌沌」は造語ではなく、

『孫子』に出てくる言葉だそうです。調べたところ意味としては渾沌とほぼ同じなようで

「物事の区別がはっきりとしない様、様子」を指す言葉です。しかし渾沌という言葉が二つ重なって

いることから渾沌よりもさらに強調されているようですね!

 

 

さて、ビジュアルの色味調整や配置調整をしていくと……!!

 

5:完 成!!!

じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!

ついでにDMの写真もどーーーーーーん!

いかがですか!調整に調整、会議にまた会議を重ねて作られたメインビジュアルです!

ポップでありつつ柔らかさも感じる可愛らしい色味に、渦を巻く生き物たち。

「渾渾沌沌」という言葉にふさわしい賑やかさと、ひと目見て分かるロゴのデザイン!

印刷もところどころプクッとしていて、見て楽しい触って楽しいDMになっています。

DMは会場でも貰えますので是非実際に触って見てください!

長々と読んでくださりありがとうございました。メインビジュアルの制作過程やこだわりについて少しは伝わったでしょうか。

「渾渾沌沌」というテーマに込められた想いなどは別の記事で卒業制作実行委員会の委員長が語ってくださっていますので、気になる方は是非そちらも読んでいただければと思います。

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@ochabi_65th

【日時】
2025年03月07日(金)11:00~18:00
2025年03月08日(土)11:00~18:00
2025年03月09日(日)11:00~18:00

【場所】
御茶の水美術専門学校
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-3
Tel 0120-084-612
・JR中央・総武線 御茶ノ水駅 御茶の水橋口より徒歩1分
・東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅 2番口または1番口より徒歩3分
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