【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは。指導部の佐野です。
先日開催された本校イベント【Creative Solution Awards 2024 3rd Presentation】の特別審査員としてお招きした
に密着取材しました。
まず今回のクライアント役と出題内容は
【クライアント役と出題内容】
・ANAエアポートサービス株式会社
持続可能な空港・企業として発展し続けるために、実行すべき施策を下記を参考に提案してください。
・将来の顧客を惹きつける、新たなサービスや変革・改善すべきサービス等の施策
(カウンターレイアウト・サイネージ・人的サービス・生産性向上・技術革新など)
・採用競争率の向上、これに繋がる従業員満足度やエンゲージメントを高める施策
(総じて、人的資本経営に質する施策)
・健美薬湯株式会社
入浴剤市場において、炭酸系、温泉系、ソルト系、オイル系……等の様々なジャンルで構成されていますが、今回、ここに新たに「生薬系」ジャンルをトップブランドとして市場創造をし、市場構成のトップ5となるためにはどうすればいいかを考えてください。
ただし、TV等のマスメディア広告は活用しません。
・コニカミノルタ株式会社
コニカミノルタはAccurioDXという「チラシやDMなどの紙媒体のマーケティング施策における企画から 施策実行、効果測定まで一気通貫で支援する」1to1紙マーケティングサービスを提供しています。
当社のサービス担当者になったつもりで、「大学・学校法人、塾・通信教育向け」 AccurioDXのマーケティングプランを提案してください。
・サンスター株式会社
近年、子供のむし歯が減少しているものの、大人のむし歯は増加傾向にある。
特に歯科健診の実施義務が なくなる高校卒業~20代までの年代でむし歯が急増してしまうことが大きな社会課題となっている。
むし歯の予防には、歯みがきをこまめに行うこと、 歯科医で定期的に歯と口の状態をチェックしてもらうことが重要で、 お口のケアが行き届かない状態が続くと、むし歯だけでなく歯周病にかかる方も増えてしまい、 全身の健康悪化にもつながることがわかってきた。
どうしたら、歯科健診なしで、主に高校卒業後~20歳台の世代の大人が進んで歯をみがき、 むし歯にかかるのを防げるようになるか?
・代表:日本エヌ・ユー・エス株式会社
協力:株式会社QJサイエンス、株式会社ペスコ
地球温暖化への対策として、発電所などから排出される二酸化炭素を回収し、地中に閉じ込めるCCS技術の 重要性が世界中で指摘されています。
これを受け、各国で様々な取り組みが開始される中、 日本でも大規模プロジェクトが開始されようとしています。
しかし、こうした大規模プロジェクトを健全な形で進めるには、社会との幅広い合意形成が 不可欠であるにも拘わらず、CCS技術自体が殆ど知られていない状況にあります。
日本でのCCS技術の認知度を向上させるプランを考えてください。
・UCC上島珈琲株式会社
UCCはレギュラーコーヒーをメインに「カップから農園まで」 一貫したビジネスモデルを展開しているメーカーです。
レギュラーコーヒー市場ではトップシェアを堅持していますが、 ユーザーの多くは50~60代で、Z世代(20代)の購買率が低い状況です。
Z世代が小売店(スーパー、ドラッグストア等)でUCCのレギュラーコーヒーを購入し、 飲用してもらえるような方法を提案してください。
伴野さんは4階の1年生のブースからスタート。
審査の観点としては社会的課題が含まれているのか、企画の筋が通っているのかの視点で見ていきます。
1つ1つ丁寧に企画を聞き、質問をしていく伴野さん。
モックアップに触れたり、時には生徒と盛り上がって話し込んだりと雑談しながら最終的な審査をされていました。
さて伴野さんの特別審査員賞に輝くのは一体どの企画になるのでしょうか!
続きは表彰式編へ!
→産学、官学連携授業
→持続可能な開発のための教育(ESD)
→プロジェクトベースドラーニング(PBL)
→デザインアート思考®