ゼロからはじめてプロになる。御茶の水美術専門学校

こんにちは！　講師の天満屋です。
そろそろプレゼンテーションの日が近づいてきているので
だんだんと追い込みムードが出てきた２年生たち。
今週は何をしていたのかというと…

・プレゼンに向けてビジョンを実現すべく、ひたすら商品や企画のアイディアを出しまくる！
・商品のロゴの考え方、パッケージデザインの要素としてのロゴ、を実習
です。

今週はロゴとパッケージの授業に、
HIMOJIMOJIのお二人にふたたびお越しいただきました。
（ハイモジモジさんとOCHABIの関わりはこちら）
「商品のロゴ」は「企業ロゴ」とは違い、
どちらかと言うと短中期的に使用することを前提にデザインします。
さらに、商品の場合は、お店でお客さんの目にとまらなければいけないので、
企業のロゴとは発想も設計も違います。
作る方は、そのロゴをどのように使用するのかを意識してデザインする必要があるということですね。

それを踏まえて、東京都三鷹市の隠れた特産品であるキウイフルーツの、ブランドロゴをデザインしました。
ロゴは、果物単体でお店で売られる場合と、加工されてアイスバーになった場合に、
どちらにも使用できるように考えました。

キウイに貼れるほど小さなシールになっても判別できて、
アイスバーのパッケージに載せたときは、魅力的に見えるようにしたい。
両方の条件をクリアしようとすると、けっこう大変です。

完成してみると、誰一人としてかぶることなく、オリジナリティのある作品が出揃いました。
果肉のきらめきを宝石に見立てている人、鳥の方のキウイをモチーフにしている人…
人の数だけ答えがあるのがデザインのおもしろいところです。
私も、たくさんの刺激をもらえた1日でした。

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