1年生 6/8-9 タイポグラフィ 後編

こんにちは。教務部の吉田です。
引き続き、1年生タイポグラフィの授業についてです。

前編はこちら

午後は午前中の課題「Typography」を講師が厳しくチェックしてクリアできた学生のみが「吾輩は猫である」という和文縦組みに進みました。
こちらの文字組みのポイントは仮想ボディの中心と字面(じづら)の面積を理解していること。
難しいのはかなの部分「である」でしょうか。
中心線がずれて落ち着きのない印象になりがちです。

制作全体のコツとも言えますが、一回できたものを遠くに置いて見るとおかしい所を発見しやすくなります。
また他の人の客観的な視点で見てもらうのもいいです。

ちなみに今回は台紙に貼ったら10円をかけてコピーをとってもらいました。
その目的はただ見やすくするためだけではありません。
学生にデザインは全て付加価値であり、だからこそお金がかかるということを分かってほしかったからです。
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