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ファッションでカラーとトーン&マナーを読み解く(1)2 色や多色の配色を求めて印象的な配色の表現をしたいと考えている人は多いと思います。描くことは本来、非常に科学的なことだと思いますが、デザインを学ぶ人にとって色ほど厄介なものはないと推測できます。何か感性的な感じのデザインの学びの中で急に科学的な理論をぶつけられるようなイメージがあります。色で挫折するクリエイターも多いと思います。ここをクリアする一つの考え方が色はすべて反射光と目(視覚細胞)との関係であり、インクやペイントもここに含まれるということです。カラーを学ぶ基本はアイザック・ニュートンが発見した光は色に分かれるという基本の理解であり、色は光だという理解です。
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