【卒業生インタビュー】菊地美樹さん (デザイナー)

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菊地美樹(株式会社さくらソフト/デザイナー/2018年卒業)※2019年02月現在

学生時代から社会経験ができて、自分の理想の働き方がわかった。

① 高校時代の私

いろいろなアルバイトに挑戦していた高校時代、新しい世界を知るのは楽しいと思った。

 高校時代の私は、帰宅部でアルバイトばかりしていました。もともと中学時代はテニス部だったのですが、活動も人間関係もガチガチで高校に入ったら自分の好きなことに時間を使おうと決めていたんです。自宅の最寄りが無人駅で帰り道の街灯もないような田舎に住んでいる私にとって、学外のアルバイトは憧れでした。アルバイトは、コンビニやスーパー、工場でも働きましたが、それはそれで楽しかったです。美術に関しては、父が美術系の出身だったのもあり、幼少期から絵を描いたり物を創ったり、休日は父の車に画材を積んで田舎の自然をスケッチしたりしていました。高校は至って平和でしたが、高3になり周りが進路を決めていくのに焦り、自分もふわっとながら美術の進路を探すようになりました。ただ、例えばゲームの学校だと専門分化され過ぎていて違うし、美術大学はざっくりしていて興味が湧かず、12月まで悩んでいた時に学科がデザイン・アート科ひとつでふわっとした私でも受け入れてくれるOCHABIを見つけ、進学することに決めました。

② OCHABIで学んだこと

チームワークで、メンバーの意見に自分のやりたいことを加えるバランスの取り方を学んだ。

 私はド田舎の出身だったので、まず、御茶ノ水駅周辺に同年代の学生がたくさんいることにびっくりしました。最寄り駅はおじいさんおばあさんしかいないので。OCHABIで印象に残っているのは、株式会社マルエツでの消費行動調査で、お店の許可のもとお客様を尾行したのは楽しい思い出です。この調査を通じてアルバイトでは気に掛けなかった商品や店舗空間、消費者の導線がデザインされていることを初めて知りました。こうした産学連携授業では、高校までの大人による作品評価とは違って、実際に使えるのかどうかという現実的な意見を大人に指摘されるので、学ぶことが多かったです。また、ミズノ株式会社のプロジェクトで私はリーダーを務めたのですが、チームメンバーの自我が強く、それぞれが意見を譲らずとにかく衝突したのを覚えています。私はチームをまとめる必要性から、メンバーのアイディアを採用しながら、自分のアイディアも加える工夫を学びました。OCAHBIの授業を通じて、バランスを取りながら仕事を進めていく姿勢を身につけました。

③ 現在の私

挑戦ができる会社で働きたい。OCHABIでの学びが自分のキャリアデザインの基準になった。

 現在は、モバイルゲームやシステムソフトウェアを開発しているさくらソフトという会社でデザイナーをしています。この会社はエンジニアの採用が多く、デザイナーが少人数であるため、特定のデザインを担当するというより、WEBデザインや新規ゲームの企画、他社に出向しての引継ぎなど、デザインが必要な業務の全てに関わっています。実は就職活動で大手企業の内定が決まってインターンもしていたのですが、大手だと専門分化した職人的な仕事が多くデザインの幅も少ないので、挑戦するのが好きな私は働き甲斐を見つけられないと考えていたんです。その点、今の仕事は例え制約がガチガチでも、まだ私が意思決定に関われる余地があるので、学生時代に身につけたバランス感覚を活かして、自分のアイディアをデザインに加えながら進めています。また、ミーティングをする時に自分の意見をきちんと言えたり、企画書の構成が自然と思い付くのも学生時代で身につけたものです。OCHABIでの学びは、就職してからも私のキャリア形成に役立っています。


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